第一篇:進(jìn)行胃癌に対する腹腔鏡下胃切除術(shù)の臨床試験、現(xiàn)狀では腹腔鏡下幽門側(cè)胃切除術(shù)で治療可能な癥例に限定を【(范文模版)
學(xué)會スペシャル:第84回日本胃癌學(xué)會総會
2012年2月8日~10日 大阪 2012.2.14 進(jìn)行胃癌に対する腹腔鏡下胃切除術(shù)の臨床試験、現(xiàn)狀では腹腔鏡下幽門側(cè)胃切除術(shù)で治療可能な癥例に限定を【胃癌學(xué)會2012】
森下紀(jì)代美=醫(yī)學(xué)ライター
腹腔鏡下胃切除術(shù)は進(jìn)行癌を含む胃癌に安全に実行可能と考えられるが、現(xiàn)狀では進(jìn)行癌を含む胃癌の臨床試験は、技術(shù)の最適化が終了しつつある腹腔鏡下幽門側(cè)胃切除術(shù)(LDG)で治療可能な癥例に限定することが望ましい──。この知見は、根治的腹腔鏡下胃切除術(shù)が施行された1000例の解析から示されたもので、2月8日から10日まで大阪市で開催された第84回日本胃癌學(xué)會総會で、藤田保健衛(wèi)生大學(xué)上部消化管外科の佐藤誠二氏が発表した。
同大では根治可能な進(jìn)行胃癌はすべて腹腔鏡下胃切除術(shù)の適応である。佐藤氏らは、同大で腹腔鏡下胃切除術(shù)が行われた癥例の治療成績を解析し、進(jìn)行胃癌に臨床試験を行う際の問題點(diǎn)を検討した。
対象は、1997~2011年に根治的腹腔鏡下胃切除術(shù)が行われた1000人(年齢中央値64.5歳、男性696人)。このうちLDGは682人、腹腔鏡下胃全摘術(shù)(LTG)は177人に行われ、腹腔鏡下膵頭十二指腸切除(PD)が行われたのは5人だった。T2以深は32.9%、N+は28.3%で、術(shù)前化學(xué)療法は15%、D2以上の郭清は34%、合併切除は11.3%に行われた。全例の平均では、手術(shù)時(shí)間は310分、出血量は49g、手術(shù)関連死亡は0.1%、在院日數(shù)は14日だった。
全身合併癥は6.7%に発生し、呼吸器合併癥(2.7%)、肝機(jī)能障害(1.1%)、せん妄(1%)の順に多かった。局所合併癥は17.8%に発生し、創(chuàng)感染(3.7%)、縫合不全(3.4%)、膵液瘻(2.9%)の順だった。
多変量解析で危険因子を抽出すると、全身?局所合併癥ともに、男性、LTGとなった。
胃癌取扱い規(guī)約第14版の病理分類のステージ別にみた5年生存率は、IA(650人)で98.9%、IB(114人)で93.5%、IIA(89人)で90%、IIB(64人)で81.2%、IIIA(56人)で64.6%、IIIB(41人)で54.1%、IIIC(33人)で24.9%、IV(36人)で0.9%となり、癌研胃癌データベース(1990年代)と同様の結(jié)果だった。
再発形式では、腹膜(39%)ではSE癥例が最も多く、リンパ節(jié)(24%)では2群郭清範(fàn)囲內(nèi)では認(rèn)められなかった。また肝臓(15%)では全例がリンパ管と靜脈の侵襲がともに陽性だった。
合併癥に関する解析では、LDGの全身合併癥は4.4%で、危険因子は抽出されなかった。局所合併癥は13.9%に発生し、危険因子として「初期100例」が抽出された。
LTGの全身合併癥は13.6%、局所合併癥は30.0%に発生し、內(nèi)訳では縫合不全(33%)が多かった。LTG+脾臓摘出またはLTG+膵體尾部脾合併切除の全身合併癥は11.9%、局所合併癥は37.2%に発生し、內(nèi)訳では膵関連合併癥(54%)が多かった。
これらの結(jié)果から、LTGでは合併癥を克服する必要があるが、LDGと比較してLTGは進(jìn)行癌に行われることが多く、D2が多く、さらに術(shù)前補(bǔ)助化學(xué)療法施行例も多く、これらが合併癥の発生に影響している可能性がある。LDGとLTGの5年生存率は各ステージで差がないことから、佐藤氏は「LTGの課題は合併癥の克服」と話した。
また同大では2006年から、5cm以上の大型腫瘤やVI型胃癌に対し、S-1+シスプラチンによる術(shù)前補(bǔ)助化學(xué)療法(NAC)を2コース行い、腹腔鏡下胃切除術(shù)施行後、R0切除例には術(shù)後にS-1を1年間投與している。ただし、2006年當(dāng)初は治療前の審査腹腔鏡の施行率が低く、出血量、手術(shù)時(shí)間、合併癥率はNACを行った場合にやや不良だった。
5年生存率は見かけ上、NACを行わなかった場合と比較してNACを行った場合に不良であるが、腹膜転移/腹腔細(xì)胞診の陰性化によるダウンステージを評価する必要がある。そのため同大では2011年より、審査腹腔鏡を通過して評価するフェーズ2試験を開始している。